結婚式へのネイルはどうしていますか?大切な人の結婚式に招待されると、とても嬉しい反面、いざ準備を始めるとドレス・ヘアセット・ご祝儀など、準備しなくてはいけないものが多く、女性は特に大忙しですよね。
最低限の持ち物や当日身につけるものばかりについ意識がいってしまい、コーディネートの仕上げとして重要なネイルのアートを忘れがち。
結婚式では、ご祝儀を渡す時や乾杯でグラスを上げる時など、意外と手先を見られる機会が多く、ネイルにも気が抜けません。
また、ネイルケアを全くしないこともフォーマルな場にお化粧をしないすっぴんでいくような失礼にあたります。
ここでは、マナーを守りながらあなたの印象をぐっと良くしてくれるネイルアートのポイントをご紹介します。
結婚式のネイルで失敗しない5つのポイント
結婚式のネイルをどうするか甘く考えてはいけません。
「普段からネイルアートをしているから、お気に入りのネイルで結婚式に参列しよう」と考える方もいるかもしれません。
ですが、結婚式ならではのネイルのマナーやポイントがあることをご存知ですか?普段のネイルとの違いも踏まえながら、好印象を与える具体的な内容を見て行きましょう。
ベースの色は、ベーシックな色
普段のネイルアートなら、女性らしい真っ赤やトレンドカラーのカーキやブラウンにするなど、たくさんのカラーから選ぶのも楽しみのうちのひとつですよね?ですが、結婚式の場合は濃すぎるカラーはカジュアルな印象になりすぎてしまいます。
また、主役である花嫁様のネイルより派手な色で目立ってしまうこともNGとされています。
肌の色に近いベーシックカラーから選びましょう。
具体的には、透明・白・ピンク・ベージュなど。
面積が広く、全体の印象を左右するベースの色を落ち着かせるだけで、ぐっと結婚式に合う上品でフォーマルな印象になります。
ひっかかりのないデザイン
最近特に人気のネイルデザインと言えば、大きなラインストーンやパールを付けたインパクトのあるものや、ぎっしりとラメを敷き詰めた華やかなデザインです。
しかし、爪の表面から大きく飛び出した装飾や表面がガサガサしているひっかかりやすいネイルは結婚式には向いていません。
結婚式では、いつもより華やかなストッキングを履くことが多いですよね?お手洗いの後、ネイルの装飾がひっかかって、ストッキングがビリっと破れてしまった!なんてことがあれば、せっかく揃えたコーディネートが台無しに。
悲しい気持ちになってしまいますよね?そんなことがないように、ひっかかりの少ないネイルにしましょう。
また、爪の形自体もひっかかりやすい角がない、なだらかなラウンド型がオススメです。
長さは短めにカット
女性らしさを演出してくれるスッキリと長めのネイルはいつの時代でも人気の形。
ネイルサロンでは、特殊なジェルを使って長さを足すサービスがあるほど。
一方、結婚式では爪を短くしておくのがマナーです。
長すぎるネイルは清潔感が損なわれてしまうので、周りのゲストに不快な思いをさせることも。
結婚式は、フォーマルな食事をする場であることや、新郎新婦の年配のご親戚など様々な年代のゲストが出席されることも考えて上品に見える短めネイルにしましょう。
縦長デザインでスッキリ
先ほど、「爪は短めに!」というポイントをお伝えしました。
でもネイルを短くすると、指も短く見えてしまうのが悩みどころ。
そんな時に意識したいのが「縦長のデザインを取り入れる」ということです。
例えば、ななめラインのフレンチネイルや、細い縦のストライプ、深めのV字フレンチネイルも爪の縦のラインを強調してくれるので、ほっそりした長い指に見せてくれます。
あくまでも、結婚式用として、派手になりすぎないように細いラインやベーシックな色でまとめましょう。
季節感を取り入れる
ここまで「結婚式のネイルはあくまで上品に、フォーマルに!」というポイントを紹介してきましたが、自分が気に入らないただ地味なネイルで結婚式に行くのもつまらないですよね。
少し自分らしさを出すなら、季節感を取り入れたモチーフをさりげなくいれることがオススメです。
春なら桜のお花、夏は貝殻モチーフ、秋にはコスモス、冬なら雪の結晶など…。
あまり色がごちゃごちゃしないように控えめな色のネイルシールやネイルパーツをアクセントに使いましょう。
この時、全ての指に入れるのではなく、人の目に入りやすい人差し指や中指だけにモチーフを入れると統一感があってネイル全体がスッキリまとまります。
パッと見た印象はフォーマルで上品だけど、良く見るときちんとトレンドや季節感が取り入れられている上級者ネイルは、きっとオシャレに厳しい周りの女子からも一目置かれるでしょう。
結婚式では、古くからの習慣やマナーがまだ根強く残っていますが、マナー違反を恐れてオシャレさを消してしまってももったいないですよね。
招待してくれた花嫁様の気持ちを考えると、招待したゲストが自分達のために思い切りオシャレをして場を華やかにしてくれることもきっと嬉しいはずです。
場をわきまえつつ、自分らしさを少し 取り入れたお呼ばれネイルで、結婚式に華を添えましょう。