知人の結婚式が決まりメッセージを送る事になった。
お祝いの言葉やギフトを贈る時や、やむを得ず結婚式を欠席しなければならない時など、メッセージを送る機会は必ずくる事でしょう。
大切な友人や知人の一生に一度のイベントなので、結婚式に向けるメッセージは形式的なものではなく、素敵だなと喜んでもらえて、いつまでも思い出に残るようなものを送れたら嬉しいですよね。
メッセージの内容はもちろん、メッセージカードをオシャレにデコレーションするだけでも受け取る方の印象に残りますし、最近流行りの結婚式にぴったりなメッセージ作成サービスを利用するのもおすすめです。
センスがあって感動的なメッセージは、華やかな結婚式にさらに彩りを添えてくれたり、心を込めて贈るギフトを一層素晴らしい贈り物にしてくれる効果もあります。
結婚式のメッセージでオシャレかつ感動的な8つ文例集
結婚式のメッセージで基本的な書き方やマナーはもちろん、最近の流行のスタイルや、簡単デコレーション技、ユニークでオシャレな文例などを合わせてお話していきます。
メッセージカードの基本的なマナー
結婚式のお祝いに沿えるメッセージカードの書き方にはいくつかのマナーがあり、そのひとつがペンの種類とインクの色です。
結婚式のメッセージカードは、筆ペンで書くのが最も正式で、無い場合は万年筆で書きます。
ですが、筆ペンや万年筆は持っていない人も多いので、最近はボールペンで書く人が多いです。
その場合、インクは黒か濃い青が好ましいですが、親しい友人へのメッセージやカジュアルな結婚式などの場合はカラフルな色を使って自由に書いて大丈夫です。
NGワードについてのマナー
結婚式のお祝いのメッセージとしては避けた方がいい「忌み言葉」や「重ね言葉」が入ってしまっていないか確認してみてください。
例えば、「贈る(送ると混同しがちのため)」とか、「ますます」など、気にせず使ってしまいそうなこれらの言葉も結婚式では禁句とされています。
「送る」は実家に戻ることを連想させる言葉にあたり、「ますます」など同じ言葉を重ねるのは、繰り返し=再婚を連想させる言葉にあたるためです。
結婚式で避けるべき忌み言葉には、離婚を連想させる「別れる・離れる・終わる・散る・ほどける・冷える・失う・おしまい」
縁が続かないことを連想させる「切れる・破れる・薄い・浅い・遠のく・色あせる・移る・流れる」
実家へ戻る(離婚)を連想させる「帰る・返す・戻る・送る・退く」、不幸を連想させる「飽きる・滅びる・苦しい・壊れる・嫌う・泣く」があります。
また、再婚を連想させる重ね言葉には、「再び・再度・またまた・幾重・皆々様・しばしば・ときどき・くれぐれも・次々・いろいろ・わざわざ・たびたび・いよいよ」などがあります。
また、結婚式のメッセージカードに書く文には句読点を付けないという風習もあります。
理由は忌み言葉同様、句読点は終わりを意味するので、結婚式のお祝いにはふさわしくないためです。
忌み言葉も句読点のマナーも、気にされる方は少ないかもしれませんが、そのマナーを知っている方にとっては、嬉しい心遣いに感じられるはずです。
送る相手の好みに合わせたオシャレな祝電
やむを得ず結婚式に欠席しなければならなかったり、ギフトの代わりに送ったりと、結婚式のお祝いメッセージのひとつとして祝電は欠かせません。
披露宴の会場の一角に飾られる場合も多く、最近ではその種類は多岐に渡り、送る人のセンスが問われるところです。
ウェディングスタイルのキャラクターぬいぐるみの祝電などはもう一般的になっていますし、ブリザーブドフラワーの祝電などもあります。
ぜひ、結婚式の後も長くお部屋に飾ってもらえるような、新郎新婦の好みに合うものを選んでみてください。
定番のぬいぐるみ電報以外にも、高級素材を使用した祝電カードや、ポップアップのデコレーションカード、ウエディングドレスを着たリカちゃん人形の電報まで、たくさん種類があります。
結婚式の雰囲気にぴったりの祝電を選ぶのも良いでしょう。
100均の造花でメッセージカードの簡単デコレーション
結婚式に向けたメッセージカードや寄せ書きの式紙などを華やかにデコレーションすると、手作りの温もりが感じられる仕上がりになります。
デコレーションのためのアイテムは100円ショップで簡単に手に入り、簡単でどなたにでもすぐに出来ますのでぜひ試してみてください。
まずご紹介するのはカードのフチに沿って接着剤や両面テープでお花をつけていくデコレーション。
お花は100円ショップで色々な造花が売っています。
メッセージカードに立体感が出来てパッと華やかになります。
マスキングテープを貼るだけならさらに簡単
流行りのマスキングテープを使った結婚式のメッセージカード向けのデコレーションもオススメです。
マスキングテープをメッセージカード にナナメに何本か貼ると、メッセージカードがまるでリボンで飾られたプレゼントのように仕上がります。
ホワイトレース柄などでメッセージカードの下側だけに貼るなど、控えめにおさえれば、親しい友人向けだけでなく、ご親戚や会社関係の方向けのメッセージカードにも使えます。
クラフトパンチでメッセージカードをオシャレに演出
クラフトパンチとは、穴あけパンチのように紙を挟んで穴をあけるアイテムです。
動物モチーフやハート型、星型のシルエットなど、さまざまな種類があり、デコレーショングッズとして人気があります。
もちろん、100円ショップで揃います。
たとえば結婚式のメッセージカードのひとつの端をハート型のクラフトパンチで型抜きするだけでもちょっとしたオシャレな雰囲気になります。
メッセージカードを贈る方があまりコテコテしたデコレーションはちょっと、というタイプだったり、格式の高い結婚式だったりする時にも、大人っぽくクールに仕上がるのでおすすめです。
これまでご紹介してきたような簡単な方法で、メッセージカードにほんのひと手間加えるだけで、結婚式のお祝いのメッセージがますますセンスの感じられる素敵なものになります。
結婚式のお祝いメッセージは新郎新婦へのギフトと同じで、ぜひ華やかでカッコいい、喜んでもらえるようなものを送りたいですよね。
基本的なマナーは忘れず、メッセージカードに結婚式の雰囲気に合わせたデコレーションをしたり、あるいはメッセージの内容に一工夫してみたりと、受け取る方の喜ぶ顔を思い浮かべながら、結婚式をするふたりにぴったりの心がこもったメッセージを送ってください。