別居や離婚をせずに一生を添い遂げたいと、誰もが思っていると思います。
そして別居や離婚にならないように相手に尽くしたり行動を合わせたりと、たくさんの努力をしているのではないでしょうか。
よく、結婚は「忍耐」だとか、「我慢」だと言われます。
夫婦に限らず、人間関係を円満にするためには我慢したり、相手を立てることも時には必要なことです。
ですが、たとえ別居や離婚にはならなかったとしても、我慢をしてばかりの結婚生活では楽しくないですよね。
お互いに我慢ばかりすることなく、楽しく生活できることで心の余裕が生まれ、相手に優しくなれたりもします。
やりたいことを我慢せず、誰のものでもない自分の人生をもっと楽しむことは、別居や離婚にならないことにもつながります。
別居・離婚にならず人生を楽しむ5つの方法
別居や離婚の不安から解放されれば、自分の人生を楽しめ、結婚生活は今よりも楽しくなります。
どちらか一方だけが我慢をしたり、依存しているような関係ですと、別居や離婚につながりかねません。
お互いに人生を楽しみながら別居や離婚にならず夫婦仲よく過ごすためのつ5のポイントについて、お話していきます。
別居や離婚になりたくないと思う理由
どうして、別居や離婚になりたくないと思うのでしょうか。
経済的なことや世間の目など、色々な要素があると思いますが、そのひとつに、相手が自分から離れていくことへの精神的な不安というものがあります。
自分を理解し、味方になってくれる人を失うのは怖いですよね。
喪失の不安が大きいと、その人の行動を監視したり制限していないと心が落ち着かないような気持ちになります。
精神的に相手に依存をしてしまっている状態です。
パートナーによってはそれが窮屈に感じたり重荷に感じて、かえって別居や離婚につながる場合があります。
なので、別居や離婚にならないためには、この不安をなるべく意識せずに毎日を過ごすことが大切になります。
では、どうすれば別居や離婚の不安を意識せずに過ごすことが出来るのか、具体的にお話していきます。
自分のやりたいことをする
別居や離婚の不安を意識しないように過ごすには、自分が没頭できる何かを見つけることが近道になります。
それには、やりたいことを我慢せずにやるという前向きな行動をしてみてください。
はじめは不安な気持ちを忘れるためにという理由からでも、少しでも別居や離婚のことを考えずにいる時間を持つことで気持ちが楽になります。
また、やりたいことをこれまで我慢してきた方は、我慢せずにぜひやり続けてほしいです。
それが別居や離婚を遠ざけ、夫婦の仲をよくすることにきっとなります。
やりたいことが出来ていると、気持ちにハリが出て自分に自信が持てますし、自分のことが好きになれますよね。
他人に対しても余裕が生まれて優しくなれるのではないでしょうか。
夫婦が別居に至るはじめのきっかけは、家に帰りたくないという気持ちです。
優しく笑顔で迎えてくれる人のもとには、早く帰りたいと思いますよね。
別居や離婚を意識し過ぎて、かえって笑顔や優しさが減ってしまってはもったいないです。
別居や離婚を避けるには、自分がやりたい事を我慢せずにやって、その分相手のやりたい事に対しても温かく歓迎できるような心の余裕がもてるといいですね。
社会とかかわる
やりたいことを我慢しないことはもちろん、やりたいことを見つけるためにも、積極的に社会と関わり続けてほしいです。
これが2つ目のポイントになります。
社会から取り残されていると感じてしまうと、社会と関わる事に臆病になったり、自分に自信が持てなくなってしまいます。
別居や離婚を恐れてパートナーと対等でいられなくなる可能性もあります。
別居も離婚ももちろんしないで仲良く過ごせるのがいちばんですが、万が一別居や離婚を選ばざるを得ない状況になってしまっても、自分を見失わない強さを持つ事も必要です。
あまりに別居や離婚に怯えてしまうと、自分の人生を楽しむことができなかったり、自分らしく生きることに引け目を感じてしまうかもしれません。
家庭の外で色々な人と出会い関わると、世界は広いということを感じて、心がおおらかになれますよね。
生き生きと活動している姿は、普段とは違った魅力をパートナーに感じさせます。
そういった新鮮な刺激も、別居や離婚にならないためには大切です。
また、もし何か不満があったとき、発散する場をつくっておくと、その不満を直接ぶつけないで自分の中だけで解決できます。
別居や離婚に発展する、一方的に相手の不満をぶつけることは出来れば避けたいものですよね。
その逆で、別居や離婚になりそうでひとり思い悩んでいるような場合でも、他人に話すと案外ささいな事に思えて、別居や離婚を思い止まることが出来るという場合もあります。
相手に感謝する
やりたいことを我慢せずに出来ていたり、家庭の外に活躍の場を持てると、毎日が生き生きとして楽しくなります。
その楽しい毎日を送れていることを、パートナーに感謝するのを忘れないようにしてほしいです。
これが3つ目のポイントになります。
別居や離婚につながる原因のひとつに、日頃の感謝をおろそかにしてしまっている事があります。
感謝と敬意は、激情に任せて別居や離婚という選択をしてしまいそうになった時にも、一度立ち止まって思い返してみてほしい事です。
ふとした時に感じた感謝を、時には言葉にして伝えましょう。
もちろん、思うごとに言うのもありです。
それをうるさいと感じる人はいませんよね。
別居や離婚に至る前には、想いのすれ違いがあります。
別居や離婚になってしまわないために、ぜひ想いを言葉にして伝えてみてほしいです。
言わなくてもわかっているだろうと日頃から感謝の気持ちを言葉にすることを怠っていたりすると、気付かない所で相手の不安は募っていて、その結果、別居や離婚ということにもなりかねません。
求めすぎない
感謝の気持ちを言わずともわかってくれているはずだと思うように、その人に多くを求め過ぎていることはありませんか?たびたびそういう事が起きていると、相手に失望して別居や離婚という考えに結びつきかねません。
相手が期待通りの行動をしてくれないことでいちいち怒っていたら自分が損をします。
穏やかな気持ちで接し、相手に求め過ぎないことが4つめのポイントです。
言わなくてもやってくれるだろうと期待したり表情や不機嫌な態度で不満を示しても、何のことやらわからないこともあります。
いつも不機嫌な様子の人とは一緒にいても楽しくないと感じ、また別居や離婚の危機を増やしてしまうかもしれません。
この人ならわかってくれるはずという過度な期待は、別居や離婚のリスクを高めます。
相手の人生を尊重する
相手への感謝の気持ちを持つことにも、相手に求め過ぎないことにもつながる5つ目のポイントです。
自分とは違うなと感じたとき、相手を変だと責めることはせず、その価値観や考えを尊重して、違いをありのままに受け止めてみてください。
自分のやりたいことを我慢せずにやって広い視野をもつことが、ここでもきっと役に立ちます。
相手の違いを許せずに、たびたび責めてしまうのは別居や離婚の危機に陥りやすくなります。
お互いの価値観のズレを許しあうと、別居や離婚という考えにはあまりなりません。
違いを受け入れることは4つ目のポイントの求め過ぎないという心の寛容さとも関連して、別居や離婚を遠ざけることにつながります。
相手を尊重して認めるというのは、自分への肯定感がないとなかなか難しいです。
相手に対して優しく寛容になるためにも、ぜひ自分のやりたいことを我慢せずに、人生を思いきり楽しむことをしてみてください。
自分に自信を持ってキラキラと輝いているポジティブなオーラは、別居や離婚という陰を掻き消してくれます。
別居や離婚に怯えている姿よりも、あなたがいなくても楽しくやっているというくらいの姿の方が素敵です。
依存ではなく信頼で結ばれる関係を築くことができ、そのような間柄のふたりからは別居や離婚という考えはあまり出ません。
別居や離婚にならないためには、別居や離婚を意識しないでいられることが何よりです。
今よりもっと結婚生活が楽しくて明るいものになるように、ぜひ今まで以上に自分の人生をもっともっと楽しんでください。
別居や離婚をしないようにと相手に合わせるばかりや、逆に相手を縛りつけることはかえってそれらのリスクを高めると、頭では理解していてもなかなか心はコントロール出来ないものです。
しかし、別居や離婚の不安から相手の事ばかり気になって自分の人生を楽しめないのはもったいないことです。
別居や離婚をしたくないのなら、相手を縛るのではなく、惹きつけることを意識してみてください。
そのためには何よりも、自分に自信を持ち、他の誰でもない自分の人生をもっと愛して楽しむことが近道です。